ビザに関するより身近なインフォメーションセンターとしての役割
コラム
この仕事をしていると、行政手続きに関する様々な御質問をいただきます。特にビザ(在留資格)については、お問い合わせにお応えするだけで、実際に業務として手続きの代行を行う事の方が少ないです。
皆さん手続きについて疑問があれば、まずは役所の窓口に問い合わせるかと思います。通常の許認可(例えば、古物営業許可や飲食店営業許可)においては許可される基準が明らかになっており、それを満たせば基本的に許可されることになります。ただビザ(在留資格)の場合、審査基準は示されているものの、本当にその基準が満たされているかという所を厳格にチェックされます。そしてそのチェックにおける基準は公表されている訳ではありません。例えば、永住許可申請において年収がいくら以上なら「独立の生計を営むに足りる資産を有する」と認められるか、などです。これを役所の窓口(例えば外国人在留総合インフォメーションセンター)に問い合わせても公表されている基準以上のものは教えてもらえません。この公表されていない基準を皆さん知りたいわけです。当たり前のことだと思います。
このような公表されていない基準を多くの経験から推測し、ざっくばらんにお話しするのも私たちの重要な仕事ではないかと考えています。お気軽にお問い合わせいただければと思います。